A(一般的な40〜50代の考え)
若い頃と違って、もう身体が硬いじゃないですか。
だからストレッチはやらないとダメですよね。
B(自分)
「硬くなった」って、何が?
A
え?
筋肉とか、関節とか…。
B
実はそこ、あいまい。
40代・50代で一番変わるのは
筋肉の柔らかさじゃない。
“立ち上がりの速度”。
A
立ち上がりの速度?
B
そう。
座った状態から
身体が「動くモード」に切り替わるまでの時間。
若い頃は
スイッチが一瞬で入った。
今は
時間が必要。
A
だからストレッチで準備するんじゃないですか?
B
違う。
必要なのは
時間をかけること。
A
でも時間かけると、疲れません?
B
疲れないように
“徐々に”やるんだよ。
A
40代・50代って、
仕事も忙しいし、座ってる時間も長いし…。
B
分かる。
8時間座るのも普通。
でも問題は
座ったことじゃない。
A
じゃあ何が問題?
B
座った直後に
「若い頃の動き」をしようとすること。
A
ああ…それ、やりがちですね。
B
それで
「身体が硬いからだ」
「ストレッチ不足だ」
って結論にする。
違う。
A
じゃあ、40代・50代に必要なのは?
B
これだけ。
- 立つ
- 歩く
- 少し大きく動く
- 呼吸が変わるのを待つ
- 関節が目を覚ますのを待つ
これを
5〜10分。
A
それだけ?
B
それだけ。
A
でもストレッチしないと怪我しそうで…。
B
怪我の原因は
「硬さ」じゃない。
急ぎすぎ。
A
40代・50代で怪我する人って
確かに急にやってますね。
B
そう。
ストレッチしてても怪我する。
逆に
ストレッチしなくても
壊れない人は壊れない。
A
じゃあストレッチって何のため?
B
生活で失った可動域の
応急処置。
でもそれを
“トレーニング”だと勘違いすると
ズレる。
A
年齢的に、
もう柔らかくならないですよね。
B
柔らかくならなくていい。
40代・50代は
柔らかさを増やす年代じゃない。
A
じゃあ何を目指すんですか。
B
これ。
- 動き出せる
- 動き続けられる
- 翌日も普通に立てる
A
それだけでいい?
B
それが一番難しい。
A
最後に、
40代・50代に一言ください。
B
ストレッチをやめろ、とは言わない。
ただ、
「やらないとダメだ」と思うのを
やめていい。
身体は
引っ張るものじゃない。
時間をかけて起こすもの。
動けてるなら、
それが正解。
※本記事は、筆者自身の長年の運動経験や身体感覚に基づく「個人的な考え方・トレーニング哲学」をまとめたものです。
医学的助言や特定の運動方法を推奨・否定するものではありません。
身体の状態や年齢、運動歴には個人差があるため、実践する際はご自身の判断と責任のもとで行ってください。
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